スカイブルーにさよなら(feat. GUMI)

by atto 0 Comments

「かすかに残る優しい色が胸を焦がすけど
まだ好きと言えるうちに スカイブルーにさよなら」

晩秋っぽい別れの曲です.

スカイブルーと全く同じカラーコードである空色の色言葉「感性,芸術性」より,
「僕」の人生を絵に,「君」をスカイブルーの絵具に見立てています.

はじめのうちは彩り豊かな「君」との時間でしたが,
いつしかそれも単調になってしまいます.
このまま関係を続けることを良くないと考えた「僕」は,
「君」と別れる決断をします.

「君」との時間が描かれた場面が上書きされるように,
スカイブルーの色は「僕」の絵からフェードアウトしていきます.
しかしかすかに残ったスカイブルーの色に「僕」は葛藤するのでした.

ちなみにスカイブルーの色言葉は「深慮遠謀」,
遠い未来を見越して深く考えを巡らせるという意味です.
曲中では「僕」の決断が「君」と話し合った上での結果だったのかどうかは分かりませんが,
将来を思って仮に2人が納得した上で決めたことであれば,
どんな選択であれきっとお互いにとってプラスになるはずです.

追記:
初版からリメイクしました(最終更新:2024/06/19)

歌詞


これまで一緒に過ごしてきた季節は
気づけばいつしかモノトーンになっていた

「二人のためにも別れよう」と君に言った
青いピアスが揺れてる

あの角を曲がったら
もう赤の他人になるんだね

動き始めた場面の奥に君が消えてゆく
背景の中 じわりじわり混ざり合って溶ける
かすかに残る優しい色が胸を焦がすけど
まだ好きと言えるうちに スカイブルーにさよなら

今まで一緒に重ねてきた時間は
気づけばいつかはセピア色になるのかな

「二人のためにも仕方ない」と呟いても
鈍色の空 晴れない

立ち尽くす僕を照らした
街のネオンは滲んでいった

動き始めた場面の奥に君が消えてゆく
背景の中 じわりじわり混ざり合って溶ける
かすかに残る優しい色が胸を焦がすけど
まだ好きと言えるうちに 僕が幕を閉じるよ

愁いを帯びた愛しい色にそっと背を向けて
また歩き出せる様に スカイブルーにさよなら


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