春の憂い(feat. 初音 ミク)
「これからも変わらずにまた朝はやってくる
君を置き去りにして」
卒業を前にして,
若くして亡くなった「君」に思いを馳せる歌です.
学生時代の同級生,同窓生は一緒に大人になって,
大人になっても当たり前に会えるものだと思うもので,
だからこそ突然の別れは深い衝撃を受けてしまいます.
attoも産まれてから14年過ごした場所からの転校が決まった時は大分ショックを受けました.
ちなみに半年後にもう一回転校した
転校ならまだ何とか会うことはできますが,
永遠の別れならばそうはいきません.
「この街で君と卒業できたのなら」
曲中の「私」は「君」に恋愛感情を抱いていたようですが,
そうでなくてもこう思わずにはいられないのではないでしょうか.
追記:
初版からリメイクしました(最終更新:2019/10/31)
(リメイク予定)
歌詞
春風に吹かれて 歩くいつもの帰り道
ふと後ろを振り返る 今も君が居るような気がして
思わず空を仰ぐ 青い空流れる雲
自分だけが成長して君がだんだん離れていく
涙が溢れ出して 目の前が滲んでゆく
今日 この道を君と一緒に歩けたなら
募るのは 寂しさと遣る瀬無さばかりで
街角のT字路 ここが君との別れ道
ふと手を振りそうになる 今も君が居たような気がして
心に空いた穴が 埋まらずに残っている
形だけがなくなっても君が心に生きてるから
思いが溢れ出して 目の前を淡く染める
今日 この道で君に告白できたのなら
募るのは 切なさと慕わしさばかりで
これからも変わらずにまた朝はやってくる
君を置き去りにして
そうやって止まらずに私は大人になる
そんなの絶対イヤ
涙が溢れ出して 目の前が滲んでゆく
今日 この道を君と歩けたのなら
思いが溢れ出して 目の前で弾けてゆく
今日 この街で 君と卒業できたのなら
募るのは いたずらな絵空事ばかりで